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とぶわにといっしょに かんこくとあそぼ!

見えない敵

あらすじ&感想 7 ---見えない敵---

第81話 6月11日 放映

敵が目の前にいても戦うな!日本と講和協定中の明が朝鮮に下した方針だ。戦争に消極的な明を利用し、朝鮮軍を動けなくさせる日本軍の策略にかかったのだ。
しかし1594年3月、敵船数十隻が唐項甫沿岸に現れたという報告を受け取った李舜臣は、ユ・ジョンの脅迫を無視し出陣する。

第2次唐項甫海戦。李舜臣が唐項甫で31隻の日本艦隊を撃滅させると、テグに駐屯中の明の提督ユ・ジョンは日本軍を討った罪を李舜臣に問わなければ即刻撤退すると、宣祖を威圧する。
李舜臣の免職か、それとも明の撤退か・・・選択に迫られた宣祖は、この問題を光海君に擦り付ける事にする。


第82話 6月12日 放映

光海君はユ・ジョン提督と会い、李舜臣を免職できないという自身の見解を明かす。ユ・ジョンは李舜臣を免職しなければ光海君と宣祖も無事ではいられないだろうと威嚇する。
光海君と同行したユン・ドゥスはユ・ジョンのために宴会を開き、じきに李舜臣を引き摺り下ろすので、撤退はしないように頼む。

李舜臣はクォン・ユルなどと本格的な水陸共闘を模索し始める。
イ・ヨンナムは明と朝廷の圧迫が激しくなっても、相変わらず戦略樹立のためだけに気をもむ李舜臣がもどかしい。

ユン・ドゥスは李舜臣自ら辞職する事が李舜臣と朝廷共に賢明な道であると、光海君に李舜臣の辞職を命じるように催促するが、光海君は閑山島の統制営の李舜臣に会いに行く。
水軍不敗の神話を作った彼等とその現場。その全てを目撃した光海君は李舜臣を見て涙を流すのだった・・・


第83話 6月18日 放映

李舜臣が護送されたという情報を得た脇坂は、朝鮮軍に総攻撃を仕掛けようと提案する。
しかし戦争を早く終わらせ実益を得たい小西は、明の遊撃シム・ユギョンに李舜臣を釈放する方が講和協定の得策になると言う。
光海君はユ・ジョン提督に会い、王世子の地位を放棄したとしても、李舜臣を免職できないという意志を明かし、すでにシム・ユギョンの提案を聞いていたユ・ジョンは光海君の意志を受け取った。
一連の経緯を見守ってきたユン・ドゥスは、李舜臣が一体どんな人物であるかを再び考える事になり、シム・ユギョンは意図的に光海君と李舜臣を褒め称え、宣祖の不信感を煽った。

事態が沈静した統制営だったが、新しく建造された板屋船の指揮官拡張問題が当面の課題として浮き彫りになり、おりよく晋州の光海君から武科を実施するにあたり、応募する兵士を送るようにとの公文が送られてくる。


第84話 6月19日 放映

李舜臣は光海君に晋州での武科に兵士を送らず、統制営で身分を問わずに独自的に水軍だけの科挙試験を行うと報告する。
ユン・ドゥスは2万の大軍を率いている李舜臣が、今や人事権までも持とうとする実態をこれ以上見ている事はできないと、李舜臣の忠誠を疑い始める。

すでに統制営に監視を送っている宣祖は閑山島陣中での科挙をめぐる問題に気分を損ねており、朝廷は論争に包まれる。
宣祖から慇懃に警告を受けていた柳成龍は、もどかしい気持ちで李舜臣に一度だけ意志を控えるようにという手紙を送り、クォン・ジュンも今回はその方がいいと李舜臣を説得する。ユン・ドゥスは李舜臣を警戒し、謀略を図ろうとする。

これに光海君は李舜臣を呼び出し直接経緯を聞こうとする。身分の違いを超えて朝鮮を守るために戦う兵士たちを科挙において疎外できないという主張を曲げない李舜臣の本心を理解し、光海君は統制営の陣中科挙を許可するのだった。

ついに1594年4月6日、海で戦い勝ち残ってきた統制営の兵士たちは、海での指揮官を選抜する閑山島の特別な科挙に挑むのだった・・・


第85話 6月25日 放映

戦争の小康期が長引き、見寧梁の対峙が長引くと、李舜臣は脱出口の必要性を感じる。
しかし朝廷と、明の兵士のための兵料までも責任を持たなければならない状態で、統制営の予算は常に問題の的だった。
李舜臣はまず探索を強化し突破口を探す方針を打ち出した。
探索をする中オ・ヨンダムは長引く戦乱で飢えに耐え切れず人食をする民たちを見つけ、連行する。

その日以降、統制営では赤い斑点ができて倒れる兵士たちが一人二人と増えて行った。
陣中に伝染病が広がったのだ。朝鮮水軍の生きた海上地図、オ・ヨンダムも、兵士を看病しながら倒れるのだった。


第86話 6月26日 放映

伝染病で倒れる兵士たちに与える薬もままならない統制営だが、朝廷に献上品は慣例として上げなければならないのが実状だ。
できる限りたやすく手に入る木の根、蓮根、桔梗の根、ガマガエルなどで処方するが、伝染病は一向におさまらない。

ついに李舜臣は献上しようとしていた物品を売り、薬剤を手に入れる道しかないと判断する。
李舜臣の固い決意が招く事態を心配する李純信は、どんなことがあっても将軍を失う事はできないと、兵糧担当の洛岩群守シン・ホに必ず献上品を朝廷に届けるように頼む。

しかし、朝廷に献上品を届けに行ったはずのシン・ホは、伝染病を治療する薬剤を山のように持ってかえってくるのだった。


次は 統制師元均、壮絶な最期 編

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